アメリカのワインを飲みたい。
とはいえ、どこのどんなワインをチェックすれば良いか分からない、という方が多いと思います。
ここでは、私がおすすめするアメリカの赤ワインをいくつか紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
目次
アメリカのおすすめの赤ワイン① ナパヌック
ドミナスエステートという、ナパのヨーントヴィルにある名門ワイナリーのセカンドワインが、ナパヌックです。
特にファーストが優雅でエレガントなワインとして知られていますが、そのスタイルをそのままに、カジュアルに楽しむことができる1本となっています。
セカンドラベルと言われていますが、かのクリスチャン・ムエックス氏が醸すワインだけに、品質の高さは一般的なセカンドのクオリティを超えているといわれます。
カリフォルニアワインの神髄を知るために、一度は飲んでおきたい名品です。
引用:https://www.enoteca.co.jp/item/detail/056540511
② グランド・リザーヴ・メルロ
アメリカンワインの超名門ワイナリーのひとつといえば、ケンダル・ジャクソン。
このケンダル・ジャクソンが醸す、柔らかくエレガントな1本が、「グランド・リザーヴ・メルロ」です。
その口当たりは滑らかですが、口内で複雑に広がる甘さと優雅さは一度飲んだら忘れられない美味しさです。
アメリカ・ワインコンペティションでのプラチナメダルを獲得しているだけでなく、あの元オバマ大統領もお気に入りだったという、驚くべきエピソードを持っているワインです。
ぜひ、一度試したいところです。
③ ウィラメット・ヴァレー・オレゴン ピノ・ノワール
今、アメリカの赤ワインで大注目されているのが、ピノ・ノワールです。アメリカといえば、カリフォルニアというイメージが強いのですが、オレゴン州はピノ・ノワールに適した産地として知られており、高級ワインが多く生産されています。
中でも、ラ・クレマが醸している「ウィラメット・ヴァレー・オレゴン ピノ・ノワール」は逸品です。ブルゴーニュを思わせる複雑性のある土壌、そして海洋性気候というユニークなドッキングが生み出した、全く新しいピノと言えるワインです。
ピノ・ノワール特有のエレガントな香りと風味、赤いベリーを思わせる香りはあるのですが、クリーミーさが面白いところ。
ケンダル・ジャクソンの流通ルートを持っていることから、このクオリティでも比較的リーズナブルな価格で飲めるというのも魅力的。カリフォルニア好きなら必ずチェックしておいてほしい1本です。
④ CMS レッド
インパクトのあるラベルデザインが魅力的な、「CMS レッド」。
ヘッジス・ファミリー・エステートが醸していることでも知られており、アメリカワイン好きであれば誰もが知っている有名な1本です。
ヘッジス・ファミリー・エステートは、世界のトップ25ワイナリーに選ばれたことでも有名で、その名を世界に広めた代表作が「ヘッジス・ファミリー・エステート CMS レッド」です。
酸が穏やかなのですが、タンニンがしっかりとしているので味がダレません。
カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、シラーをバランス良くブレンドした、極上の1本と言って過言ではないでしょう。
引用:https://www.enoteca.co.jp/item/detail/NS0210051
⑤ピノ・ノワール・クラシック
実は、アメリカワインの中で近年トレンドとなっているのが、ニューヨークのフィンガーレイクスです。まさかニューヨークでワインが造られていると思われていないようですが、品質の高い熟したブドウが収穫できることで話題となっています。
さて、そんなニューヨークワインを楽しむなら、フォルジュ・セラーズの「ピノ・ノワール・クラシック」がおすすめです。
実は、あのコート・デュ・ローヌの巨匠サン・コムが手掛けているワインであり、爽やかな酸とまろやかさが楽しめるワインと話題です。
今後注目されていくであろう1本ですので、ぜひチェックしてみてください。